2016年9月 1日 (木)

Vol.3 フードジャーナリスト、食文化研究家 向笠千恵子さん

季刊誌『ほっとおたふく』vol.3の「お好み談×談」のゲストは、向笠千恵子さん。

日本中の「食」の現場を取材し、多数の書籍を執筆。生産者の思いや声を伝えています。

そんな向笠さんの食への深い洞察と強い思いを、聞き手、代表取締役社長の佐々木直義が伺いました。

今回、WoodEggお好み焼館のミュージアムやショールームも見学いただいた際のこぼれ話をご紹介します。

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プロフィール/フードジャーナリスト、食文化研究家

東京・日本橋出身。

日本中のさまざまな場所を旅しながら、本物の味や安心できる食べ物、伝統食品づくりの現場などを紹介。

現代の「食」や食文化を綴っている。

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●進化したお好み焼を実感

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WoodEggお好み焼館で行った今回の対談。

もちろん、お好み焼を堪能いただきました。

小松菜と豆腐を使ったよりヘルシーなお好み焼や、鉄板でつくるたこ焼などの変わり種も。 

 

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「一口にお好み焼や粉ものといっても、さまざまな世界があるということがわかり感動しました。

焼き手の方のお仕事も、とても繊細で驚きました。

最先端の進化した“焼きもの”をいただくことができ、よかったです」と新たな発見があったようです。

 

 

●これからは“健康”

オタフクソース本社工場のラインやショールームも見学し、向笠さんが特に興味を持たれていたのが、

11種類の野菜・果実をたっぷり配合したお好みソースなどの“プレミアム”な「ベジタブル&フルーツ」シリーズ。

健康への意識の高い中高年世代から、このようなこだわりの商品の需要は高まると、コンセプトに共感いただきました。

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●広島の昔と今を体感

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WoodEggお好み焼館の「おこのミュージアム」内に再現された、昭和30年代のお好み焼店で撮影を行いました。

向笠さんは「高度成長期の昭和の文化は、最近また脚光を浴びていますよね」と、当時の漫画やテレビなどの展示物も興味深く見学。

撮影前日には広島の街を歩き、お好み焼も召し上がるなど、街の空気を感じられた向笠さん。

汁無し坦々麺のブームも敏感に察知し、お店のリサーチなど、常に食文化の「今」を熱心に追いかけられていました。

(編集部)

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※季刊誌ほっとおたふく掲載の「お好み談×談」をご覧になりたい方は、ページ下部の申込先へご連絡ください。