2018年7月 2日 (月)

VOL.10 スノーボード アルペン日本代表 竹内 智香さん

季刊誌『ほっとおたふく』vol.10 のゲストは、

世界を股にかけ活躍されている、オリンピアンの竹内智香さん。

アスリートとして活躍される傍ら、

トリノ五輪メダリストのショッホ兄弟とともにスノーボードブランドの開発に携わられたり、

地元の北海道東川町などで子どもたちを対象としたスノーボード教室を開催されたり、

精力的に幅の広い活動を続けられているそのバイタリティの源や、考え方、食べ物に対するこだわりなど、

貴重なお話を伺いました。

 

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1983年生まれ。北海道旭川市出身。スノーボード アルペン日本代表。

ソルトレイクシティ、トリノ、バンクーバーと冬季五輪に出場し、2012年にはワールドカップで優勝。

ソチ五輪では日本人女性スノーボード選手で初のメダルとなる銀メダルを獲得。

2018年、平昌五輪では5度目の出場を果たし5位に入賞した。

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  ●きっかけは父の教え

五輪を目指したきっかけは、お父さまの教えによるところが大きいのだそう。

竹内家の3人の子どもたちに

「将来の選択肢として、実業家か、実家を継ぐか、五輪選手のいずれかになるように」

と言われていたそうで、2人のお兄さんは、長兄は建築設計士として実業家に。

次兄は家業を継いで旅館の料理長に。竹内智香さんは自然と五輪を目指すように。

「スノーボードの選手」よりも「五輪に出る」という夢の方が先に決まっていたのだそうです。

 

写真は竹内さんが4歳のころ行った北海道のスキー場でのプライベートショット。

左写真の男性がお父さんで、女の子が竹内さん。

右写真、幼少の竹内さんの後ろはお兄さん(次男)です。

Kyodai

 

 

 ●オタフクソースにやみつき?!

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広島のWood Eggaお好み焼館で行った今回の対談。

ショールームも見学されました。

「ソースにもいろんな味が出ているんですね」と話されながら、

商品棚に並ぶ商品パッケージを見つめる竹内さん。

1食分タイプのソースを持って「これなら遠征に持って行けそう」と

目を輝かせていらっしゃいました。

1年の半分を海外で過ごす竹内さん。

スイスに行ったころは「とにかく日本を出たい!」と、強く思うこともありましたが、

今はヨーロッパに遠征すると早く日本に帰りたくなるのだそう。

帰国後すぐに、東京のお店に広島お好み焼を食べに行かれることもあるぐらい、

オタフクお好みソースがお好きなようです。

 

 ●お好み焼を前にすてきな笑顔

 

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お好み焼が大好きと話す竹内さん。

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いつもトッピングは餅・チーズということでしたが、

チーズをお好み焼の上にのせるのははじめてとのこと

(いつもは餅とともに中に入れる)。

とろっとろのチーズを見てうれしそうな竹内さん。

「おいしそー」と、ご自身のスマートフォンでもお好み焼を撮影されていました。

 

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 ●広島とつながり

広島とは何かと縁のある竹内さん。

親戚の住む広島県北広島町のスノーボードイベントでは企画運営に携わったり、

広島県知事に直訴して初代「ひろしま観光大使」に就任したり。

さらに所属先が広島の企業ということもあり、広島とのつながりはますます広く、深くなっているそうです。

出身地の北海道、トレーニング拠点のスイス、所属先の広島。

行く先々で素晴らしい人々と出会い、応援してもらっていることに感謝しているという竹内さん。

「まずは自分ががんばることが恩返し」と、明るく前向きな笑顔で話してくださいました。 

 

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(編集部)