季刊誌『ほっとおたふく』vol.4の「お好み談×談」ゲストは、飯島奈美さん。
今回こぼれ話では、東京の飯島さんの事務所に伺い、
聞き手 代表取締役社長の佐々木直義が、手料理をいただきながら伺った、
仕事の裏話やこれからの夢などをご紹介します。
プロフィール/フードスタイリスト。
東京出身。TVCMなど広告を中心に活動。2006年『かもめ食堂』をきっかけに、『南極料理人』『舟を編む』『海街diary』などの映画、
NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』など、さまざまな作品のフードスタイリングを手掛ける。
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●CMと映画の違い
映画にドラマにCMにと、多彩に活動している飯島さん。それぞれの仕事には、細かな違いがあるそうです。
「CMはカット割りが決められていますが、映画は監督が現場でシーンを決めることが多く、臨機応変な対応が必要です。
例えば、アジフライにソースをかけるシーンでNGが出れば、そのたびに新しいフライを用意しなければなりません。
撮影の途中で、魚屋さんに買いに行ったこともありました。
●新しい挑戦
2016年夏、飯島さんが初めてプロデュースに携わった「紀州の、うめ酢」が発売されました。
「うめ酢」とは、梅干しを漬ける工程でできる果汁に塩が溶け込んだもの。
「梅干しは健康にいいのは分かっているけど、一粒丸ごと食べるのは大変です。
その点、液体なら取りやすいですよね」
と語る飯島さんは、唐揚げ、サラダなどさまざまに取り入れた自作のレシピ集も制作。
撮影もすべてご自身でされたそうです。
●夢は料理教室兼レストランのプロデュース
さまざまな作品に引っ張りだこの飯島さん。
いつか、料理を教えることもできるレストランを開きたいという夢もお持ちです。
「料理を教えながら、時々レストランになるような、そんな場所をつくりたいですね。
食べることの喜び、素晴らしさを伝えながら、コミュニケーションを広げられたら嬉しいですね」
●おいしい料理が次々に
対談時には、テーブルの上が料理でいっぱいになるほど作ってくださいました。
揚げ物は揚げたてを…お話をしながらも、おいしく食べられるタイミングを考えて提供してくださる料理は、どれも絶品。
料理にピッタリなお皿でも楽しませていただきました。
飯島さん、ありがとうございました。
(編集部)
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