今回の対談ゲストは、
心ときめくピアノの旋律と柔らかな歌声が魅力の音楽家、コトリンゴさん。
2016年公開のアニメーション映画「この世界の片隅に」で音楽を担当され、
日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞されたことでも知られています。
曲づくりなどの仕事から、
真剣に音楽に臨むコトリンゴさんの普段の生活までお話いただきました。
1999年、神戸の甲陽音楽院を卒業後、
ボストンのバークリー音楽大学に留学。
その後、生活拠点をニューヨークに移して曲づくりを進める中、
坂本龍一氏のラジオ番組に
デモテープを送ったことがきっかけとなりデビュー。
アーティストへの詞曲提供や、映画やCMの音楽を手がけるなど、活躍は幅広い。
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●色紙について
「みなさんと一緒に」という思いを込めて「食べたいですね」
とメッセージを書いてくださったコトリンゴさん。
「みんなで食べるとおいしいし、
その楽しい時間を共有できるよう心掛けていきたい」
と話してくださいました。
●リフレッシュ方法
ライブのないオフのときは、なるべく音楽から一歩離れて過ごすそう。
友人と出かけてストレス発散することもあるそうですが、
作詞作曲とは違った頭を使うガーデニングや、
あえて手間のかかる料理をしてリフレッシュすることの方が多いのだとか。
中でもお菓子作りがお好きなようで
「焼いている間に使った道具をきれいに片づけるようにして、
段取りよくできたら気分もすっきり爽快!」のようです。
●南米に興味津々
南米アルゼンチンで活躍されているロックシンガーの紹介により、
2018年、アルゼンチンでライブを開催。
アルゼンチンでの食事は牛肉が中心で、
どの料理もコトリンゴさんの味覚に合っていておいしかったそう。
「次に行ってみたい国は」の問いに、
「メキシコやチリなど南米をまわりたい」と迷いもなく即答でした。
●毎日ピアノ
仕事のこだわりのアイテム『ピアノ』は、
毎日触らないと罪悪感が生まれるというほど、
生活の中の必需品。
オフの日は、ピアノを見ると触れたくなるので
見ないようにして横を通るというこだわりまで。
対談の撮影時も、ピアノを前にされるとすっと鍵盤に手が伸びて、
ポロン、ポロン。
「鍵盤を前にするとじっとしていられなくて」と、
少し照れながら話されるコトリンゴさんを見て、
役得のスタッフも本当にピアノを弾くのがお好きなのだと実感しました。
●ご飯は朝からしっかりと。
朝ご飯を食べないと機嫌が悪くなる、というコトリンゴさん。
昔から朝ご飯はしっかり食べて、
昼や夜は軽めにすませるそうです。
今好んで食べる朝ご飯は、ホットサンド。
お気に入りの具材はアボカドとチーズで、
プレスする調理器具も使って本格的に作られます。
それにコーヒーとヨーグルトをお腹に入れて、「
しっかりエネルギーを補給したら、朝からシャンとスタートできる」
と笑顔で話してくださいました。
(編集部)