「駿台予備学校」を中心に、様々な教育機関を運営する
駿河台学園理事長の山﨑良子さんが、今回の対談ゲスト。
教育への強い使命感を持って活動されており、
日本国内だけでなく、
10か国以上に展開する海外校も毎年視察されています。
常に前向きに取り組まれる姿勢は、
お仕事や趣味のゴルフの話などからも垣間見られました。
「私にはこれしかないんです」と言いながら
色紙に書いてくださった言葉は、「挑戦」。
「もちろん挑戦しても結果が出ないことや
報われないこともありますが、納得して次に進むことができます。
いかに自分が挑戦したかという自信を持って
生きたいと思っています」と、力強く話してくださいました。
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広島県生まれ。広島修道大学短期大学部、
法政大学経済学部卒業。
1998年に駿台振興株式会社(現・駿台教育振興株式会社)
の社長に就任したのを皮切りに、
駿台グループの学校法人や複数の関連会社の経営に携わる。
2006年学校法人駿河台学園の理事長に就任。
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●家ではホットプレートでお好み焼。
ご自宅に大容量の「お好みソース」を常備してくださっている
山﨑さんは、焼そばやお好み焼を作ることも多いそうです。
「家でお好み焼をするときは、ホットプレートを2台出して、
すごく大きいサイズを2枚同時に焼きます。
子どもたちもよく食べるので、
1枚ずつ焼いていたのでは間に合わないんです」。
お好み焼をひっくり返すのが得意だということで、
ジェスチャーでヘラさばきを見せてくださいました。
●ゴルフを続けるためにジム通い。
「ゴルフが大好き」という山﨑さんですが、
意外にもその他のスポーツは苦手なのだとか。
「運動神経は母のお腹に置いてきました(笑)。
走るのも球技もダメなんですが、
大人になって出会ったゴルフにはハマりました。
反射神経とか動体視力が必要ないのがいいですよね。
それに、まずは形から入ればいいので一生懸命に練習しました」。
長く健脚でゴルフを楽しめるよう、
今でも週に1度はジムに通い、筋トレを続けているそうです。
●海外校では、特に日本語を大切に。
駿台には海外校もあり、
現地で働く日本人のお子さまが帰国したときに
勉強で困らないよう、質の高い授業を提供されています。
「海外校の学生には、特に日本語(国語)を
大切にしてほしいとお伝えしています」。
海外生活が長いと、成績は優秀でも
簡単な漢字が書けなかったり、
慣用句が使えなかったりすることもあるのだとか。
「日本人でありながら美しい日本語が使えなければ、
日本の歴史や文化への理解も深まりません」と山﨑さん。
日本語を学び、日本を知ることが、
グローバル人材としての第一歩なのかもしれません。
(編集部)