2020年10月 1日 (木)

VOL.19 シンガーソングライター 二階堂和美さん

今回の対談ゲストは、シンガーソングライターの二階堂和美さん。

2013年公開の映画『かぐや姫の物語』の主題歌「いのちの記憶」

をきっかけに、広く知られるようになりました。

僧侶としての顔も持つ二階堂さんが、

大切にしておられる普段の生活と音楽との関わり、

ライブで地方を訪れたときの過ごし方などもお聞きしています。

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「今日もいのちをいただいて 私のいのちが生きている」と、

色紙にメッセージをいただきました。

そのまま歌になりそうな素敵な言葉です。

「歌手は体が楽器なので、歌うことを通して、

体は食べるものでできているということを感じます」

と話してくださいました。

 

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広島県大竹市出身。1999年にデビュー以来、

約20作をリリース。2004年に広島へ拠点を移してからも、

国内外のアーティストとのコラボや、

平和へのメッセージを込めた楽曲などを発表。CM歌唱も多く、

ジャンルにとらわれない音楽性と心に響く歌声が高い評価を得ている。

浄土真宗本願寺派の僧侶でもあり、プライベートでは2児の母。

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 ●秋色のドレスを選んだ意外な理由とは。

今回は秋号の対談ということで、

二階堂さんは秋らしい深みのある黄色のドレスで登場。

実はこの衣装、

対談会場となった「Wood Egg お好み焼館」にちなんで、

卵の黄身をイメージして選んでくださったそうです。

二階堂さんのユーモアのあるお気遣いのお陰で、

多くの笑いに包まれる対談となりました。

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 ●広島に帰ってきたからこそ、歌い続ける。

対談では、音楽性に悩んだことや、

広島に拠点を移したことによる不安があったことも

お話してくださいました。

そういった葛藤の時期を経て、

今では広島に帰って良かったと思うようになったのだとか。

「広島に帰ってなかったら、自分が歌う意義を見失い、

音楽をやめていたかもしれません。

自分が僧侶として暮らしているということも、

強みに変わってきたように感じます」。

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 ●地方の食文化や方言に触れるのが好き。

ライブで全国各地を訪れる機会も多い二階堂さん。

「現地のスーパーや市場へ行くのも好きです。

例えば薬味の切り方の特徴など、

食文化の違いを発見すると嬉しくなります。

働いている人と言葉を交わすと方言が聞けるのもいいですね」。

空き時間を利用して、その土地ならではの

暮らしの一面に触れることを楽しんでいるそうです。

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(編集部)